訪問看護ステーションのホームページ作成がもたらす効果や作り方のポイント
「訪問介護ステーションのホームページは、何を載せるべき?」
「訪問看護のホームページ作成は効果があるの?」
とお悩みの方へ、訪問看護ステーションでホームページ作成する際のポイントを解説します。
具体的な掲載内容や対策を詳しくご説明するので、ホームページを有効活用したいと考えている訪問介護ステーションの方は、ぜひご覧ください。
訪問看護ステーションはホームページ作成が重要
訪問看護ステーションのような訪問型のサービスを提供している施設は、特徴や雰囲気などを伝えるためにホームページ作成が重要です。
利用者に施設見学をしてもらうなどができない訪問型サービスは、ホームページで豊富に情報発信することで信頼性の向上やブランディングにつながります。
豊富な情報発信で信頼性が高まる
訪問看護ステーションのホームページは、理念や強み、サービス内容など多くの情報をたくさんの人々に示せる媒体です。
情報化社会の現代は幅広い世代がインターネットで情報収集を行うため、サービスを提供する側はホームページ作成が欠かせません。
サービス内容、スタッフの専門性、対応可能な医療ニーズなどをホームページに丁寧に掲載することで、潜在的な利用者や家族に安心感を与えられるでしょう。
正確でわかりやすく誰でも入手できる情報は、直接的なコミュニケーション同様に深い信頼関係を築く基盤です。
ブランディングにつながる
ホームページは、自施設の存在感や信頼性を高める基本ツールです。
ホームページで差別化要素や社会的価値、サービスの特性などを訴求することで自施設を強く印象付けることができるでしょう。
一貫性のあるデザインとメッセージで事業所の理念、訪問看護に対する思い、提供するケアの質などを表現すると施設の個性が際立ちます。
訪問看護ステーションのホームページ作成におけるメリット
- 集客につながる
- 採用につながる
- 業務効率化
ホームページの運用は、上記の活性化につながります。
集客につながる
適切に最適化されたホームページは、新規利用者獲得の集客ツールです。
ユーザーは自分のペースでサービスの情報を確認したり、問い合わせを行ったりできるため、見込み客の取りこぼしを防げます。
検索エンジン最適化(SEO)を行うことで、ホームページが検索結果の上位に表示されると、より多くの人の目にとまる可能性が高まります。
分かりやすい情報、魅力的なコンテンツ、そして明確な問い合わせ方法は、直接的な問い合わせ増加につながるでしょう。
介護施設の集客について詳しくはこちら↓
介護施設の集客力を向上させるには?ツールと成功のポイント
採用につながる
ホームページは、サービス利用者だけではなく求職者とのつながりを作るツールにもなります。
就職活動をする際は、WEBで情報収集を行うことが一般的です。魅力的で情報が充実したホームページは、求職者に対してポジティブな印象を与え、応募意欲を高められるでしょう。
すぐに応募できるような分かりやすいデザインにすることで、応募のハードルが下がり人材確保も見込めます。
求人媒体に依存せずにホームページで情報を発信できれば、コスト削減にもつながります。
業務効率化
ホームページを整えると、社内スタッフの業務効率化にもつながります。
ユーザーにとって必要な情報をホームページに網羅すると、電話やメールでの問い合わせ対応に要する時間と労力を削減できるでしょう。
よくある質問(FAQ)、利用手順、料金体系などを明確に示すことで、スタッフは本来の業務に集中できます。
また、問い合わせフォームの活用により、初期対応の効率化が可能です。
訪問看護ステーションのホームページ作成におけるデメリット
- 費用がかかる
- 更新作業が必要
- ある程度の知識が必要
訪問看護ステーションがホームページを運営することで、上記のデメリットがあります。
費用がかかる
ホームページを作成して運用し続けるには、費用がかかります。
1からサイトを立ち上げる場合は、最初にデザイン費用が必要です。
運用にあたっては、サーバー代やドメイン代が年間または月払いで固定費としてかかり続けます。
中小規模のステーションにとっては、大きな負担に感じるかもしれません。
ホームページの作成費用について詳しくはこちら↓
ホームページ作成は初期費用無料でできる?効果的なサイトを安く作る方法
更新作業が必要
ホームページは作成して終わりではなく、定期的な更新が必要です。
更新を怠ると古い情報が掲載されたままとなってしまい、誤解や不便が生じたり信頼を失ったりするでしょう。
また、Googleなどの検索エンジンの評価を維持するためにも、適切な頻度で情報を更新することが求められます。
更新作業には時間と労力がかかるため、専任スタッフの配置や外部委託の検討など、環境を整えなければならないでしょう。
ある程度の知識が必要
ホームページを効果的に活用するためには、基本的なWEBの知識やスキルが必要です。
必要な知識やスキルが不足していると、ホームページの効果を十分に引き出せず、競合と差をつけるのが難しくなるでしょう。
たとえば、HTMLやCSSなどの基礎的なコーディング知識や、SEO(検索エンジン最適化)のスキルが求められる場面があります。
また、アクセス解析ツールを使って訪問者数や行動を分析し、改善点を見つけるマーケティングの知識も必要です。
訪問看護ステーションのホームページに掲載すること
施設の個性を伝えて問い合わせ増加につなげるためにも、訪問看護ステーションのホームページには、ご紹介する内容を掲載するのがおすすめです。
特徴・理念・強み
訪問看護ステーションの特徴や理念、強みを明確に伝えることは、ニーズとサービスをマッチングさせ、ターゲットの取りこぼしを防ぐためのポイントです。
たとえば、「地域密着型」「24時間対応可能」「リハビリに特化」など具体的な特徴をアピールしましょう。
また、訪問看護ステーションの理念として、「利用者の生活を支えるパートナーでありたい」や「安心と信頼の看護サービスを提供する」などのメッセージを記載して伝えると、ブランドイメージ確立の効果があります。
さらに、他のステーションとの差別化となる強み、「経験豊富なスタッフが揃っている」「多職種連携による包括的なケア」などを挙げることで、利用者の信頼を得られるでしょう。
対応地域や具体的なサービス内容
訪問看護ステーションのホームページでは、対応地域を明確に記載することが必要です。
訪問看護サービスは地域密着型の医療サービスであり、高齢者やその家族は自宅近くのサービスを探しています。
対応市区町村や提供するサービス内容が明記されていると、住んでいる場所でサービスを受けられるかどうかをすぐに確認でき、安心して問い合わせや申し込みを行えるでしょう。
料金
利用料金は明確に記載しましょう。
高齢者やその家族は、サービスを利用する前に具体的な費用を把握したいと考えている人がほとんどです。明瞭な料金体系が記載されていれば、安心して申し込みができるでしょう。
「基本料金」「保険適用後の目安」「追加オプション料金」などを表形式で示すと分かりやすくなります。
保険適用範囲など、利用者の状況によって料金が異なる場合でも、目安の料金を参考として記載するのがおすすめです。
訪問看護サービスを利用した際の生活を明確にイメージできるようにすると、経済的不安を解消できるでしょう。
スタッフ紹介
訪問型のサービスでは、どんなスタッフが対応するのかが利用者にとってとても気になるポイントであるため、スタッフ紹介を掲載しましょう。
自宅で身体的なケアを受けることになるため、信頼できるスタッフに任せたいと考えるのは当然のことです。
ホームページには、スタッフの簡単な経歴、資格(看護師、理学療法士など)の他、仕事に対する意気込みなどが伝わる一言を掲載すると、専門性に加えて人間性が垣間見えて信頼性が増すでしょう。
また、スタッフが定期的に研修を受けていることや、専門知識をアップデートしている旨を記載すれば、サービスの質の高さもアピールにもなります。
利用手順
訪問看護を利用するまでの手順を分かりやすく記載し、高齢者やその家族が滞りなく手続きできるようにしましょう。
明確な利用手順が示されていると、混乱することなくスムーズにサービスを開始できます。
図解やフローチャートを活用して、ひと目で分かるように解説するのがおすすめです。
会社概要
会社概要は、訪問看護ステーションの基本情報を簡潔に伝えるページです。
「会社名」「所在地」「代表者名」「設立年」「事業内容」「連絡先」などを一覧形式で掲載します。
また、訪問看護ステーションが掲げるビジョンやミッションも記載すると、スタッフの意識統一や利用者の信頼獲得などにつながるでしょう。
地域の医療機関との連携状況や運営実績も記載すれば、社会的存在意義や安心して利用できる環境が整っていることをアピールできます。
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームは、ターゲットとなる高齢者やその家族が気軽に質問や相談をできる窓口として機能します。
フォームには、「名前」「連絡先」「相談内容」を記入する欄を設け、シンプルで使いやすいデザインにしましょう。
可能であれば「電話やメールでの連絡を希望するか」「希望する訪問時間帯」など、ニーズに応じた選択肢も提供できるとなお親切です。
なお、問い合わせフォームを設置する際は、必ずプライバシーポリシーを明記し記載された個人情報の利用規約を明記しましょう。
よくある質問
「よくある質問(FAQ)」のセクションでは、利用検討中の人が疑問に思いがちな項目をまとめて解説しましょう。
FAQを充実させると、問い合わせ対応などの業務効率化にもつながります。
たとえば「訪問看護はどのような人が対象ですか?」「保険は適用されますか?」「キャンセルは可能ですか?」などの質問を掲載し、それぞれに簡潔かつ具体的な回答を記載しましょう。
また、実際の問い合わせ内容で多かった質問をホームページに載せ、情報を随時更新することも大切です。
お客様の声
お客様の声を掲載し、サービスの信頼性や利用者満足度をアピールしましょう。
マイナスな声も改善点の発見につながるため、よりいいサービス提供のチャンスです。
また、利用者の年齢層や症状に合わせた事例を載せることで、幅広いニーズに対応していることをアピールできるでしょう。
訪問看護ステーションのホームページ作成に必要な施策
ホームページに情報を追加するだけでは、十分とはいえません。
ホームページ運用にあたってすべきことを3つ、ご説明します。
SEO対策
訪問看護ステーションのホームページを多くの人に見てもらうためには、検索エンジン最適化(SEO)が欠かせません。
SEO対策が不十分だと、サイトが埋もれてしまいます。
施設名や「地域名+訪問看護」で検索した際に上位表示されるように対策しましょう。
ブログなどで訪問看護に関するさまざまなキーワードを網羅すると、より多くの人に見てもらえるサイトとなります。
ほかにもSEO対策はすべきことが多く、専門知識が必要な場合があるため、WEB制作会社のようなIT系の専門業者に依頼することがおすすめです。
介護施設に有効なSEO対策についてはこちら↓
介護施設が実施すべきSEO対策|重要なキーワードや有効なコンテンツなど解説
ユーザビリティを意識した構成
シンプルで直感的に操作できるサイト構成を意識し、使いやすいホームページを目指しましょう。
情報が分かりやすく整理されていないと、せっかくサイトを訪れてもサイト訪問者がすぐに離脱してしまう可能性があります
色味の統一やナビゲーションの設置、スマホ表示の対応など、見ただけでどうすればいいかわかる構成を目指しましょう。
また、サイト訪問者が求める情報に素早くアクセスできる検索機能もおすすめです。
コンセプトが伝わるデザイン
訪問看護ステーションのホームページでは、デザインを通じてステーションのコンセプトや価値観を効果的に伝えることが大切です。
コンセプトが明確だと、利用者との価値観がマッチしやすくなりスムーズな継続利用につながります。
たとえば、「安心感」や「親しみやすさ」を表現するために、柔らかい色合いやシンプルなレイアウトを採用すると良いでしょう。
コンセプトの重要性について詳しくはこちら↓
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魅力あるホームページは長きにわたり集客や求人をサポートする資産です
訪問看護ステーションにとって、ホームページは信頼性、集客力、採用力を高める資産です。
ホームページを有効活用するには単に情報を掲載するだけでなく、質の高いウェブサイト制作が求められます。
未来につながるホームページを作るなら、自施設で作るよりもWEB制作のプロフェッショナルにお願いするのがおすすめです。
SEO対策や施設に合ったデザインで、資産性の高いホームページを運用できます。
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